2009年12月23日水曜日

天皇誕生日

今日は日本天皇誕生日だ、祝日であるため日本の官公庁・銀行・郵便・企業団体はほとんど休みだ。
だけど、俺の会社は出勤だった、まあ~俺らの会社は祝日休みは1年にわずかだ。
それはともかく、なぜ天皇誕生日を祝日としたのかが興味津々だ。
世界の先進国であり、民主主義が定着したNipponだが、天皇が存在するのは最初は不思議だった。
近代日本において天皇は政治の表舞台に立つことはほとんどなくなっている。
いまや、日本と外国の親善大使的な役割と公益活動に従事し、多くの日本国民の心の頼りになっている象徴的君主のようだ。

天皇といえば、俺の頭の中にまっさきに浮かぶのは第2次世界大戦の終戦を宣した「玉音放送」である。
1945年8月15日、ラジオ番組で昭和天皇自らの声を録音した放送が一斉に日本各地で流れ、ポツダム宣言で提言された無条件降伏を受け入れたそうだ。まだ、終戦状態も知らず何日かは戦い続けた戦場もあったようで、軍部の圧力にも屈せず終戦を宣した玉音放送は、終戦を早め犠牲を減らした面においてはかなり大きな効果があったようだ。
ちなみに、1989年からは昭和が平成に代わり、2009年は平成21年になるのだ。

今でも天皇は多くのメディアに取り上げられている。最近では、中国の習近平副主席の来日時の天皇会見がずいぶん話題になっていた。自民党政権から民主党政権に変わり、中国との関係修復が期待されている。今回話題にされているのは、首相官邸が30日ルールを打破して天皇に接見を申し付けたことである。宮内庁の長官は「斯様なことは二度とあってはならない」と苦言を呈していたが、これに対し民主党の小沢幹事長は「憲法には天皇は内閣の助言と承認により活動すると定めており、先に辞表を出してから言うべきだ」と強気で宮内庁長官を批判した。所謂30日ルールというのは、近年自民党政権時に天皇の健康を配慮するため作った内部ルールで、各国に対していままで平等に適用してきたそうだ。ところが、今回、中国外交部が日本外務省に依頼する時点で既に30日を切っていた。日本外務省側の断りにも再三依頼してきたのが中国で、結局は鳩山首相が受け入れた形だ。まあ~確かに様々な批判はあるだろうが、総じて言えば、柔軟に対応して良いと思うし、習副主席は天皇に会う資格が十分な人物だ。これを政治利用という人もいるけれど、そもそも天皇という職自体が政治のためのポストではないのか。

話がだらだら長くなったが、自分の思うところをちょっと書いてみた。
天皇も年配になっているので、早く後継天皇になる男子が生まれることを願う。
また、数日後の正月元日には例年どおり多くの国民が天皇に会いにいくことを思いながら終わりにしよう~

2 件のコメント:

  1. 何で突然またブログを?
    大学院でも考えているの?

    返信削除
  2. いや、院ではなく、記録機能として使いたいんだ。色々書いてみたりコメントを書いたりして日頃のストレス発散というか生活のガス抜きとして・・・
    仕事始めて早々と5年になろうとしているし、錆付いてきた脳を少しでも使ってエッセイみたいなものも書いたり、マンネリ化を防ぎたいね~

    消息のなかった君がコメント発表者第1号となるとは思わなかった。
    ちょっと心配してたけど、便りがないのが一番の良い頼りだったね!元気で!

    返信削除